bit-drive（ビット・ドライブ）さま インタビュー

bit-driveはネットワークやクラウドを軸とした法人向けのITソリューションサービスを提供しています。この度、GMOクラウドは、bit-drive向けにOEM提供を開始しました。そこで今回は、bit-drive事業推進部 bit-driveサービス企画課の飯野義之様に、GMOクラウドが採用された経緯などについてお話を伺いました。

― はじめに、御社の主な事業内容と、そこにGMOクラウドがどのように関わっているのかという点について説明していただけますか。

bit-driveは国内の法人向け事業を展開していて、その中でITソリューションサービスの提供を行っています。bit-driveではネットワークと仮想プライベートクラウドのマネージドサービスなど豊富なサービス群でお客様それぞれの課題に合わせたIT基盤の構築をサポートしています。今回、ホスティングサービスの実現にあたり、GMOクラウドが提供しているホスティングサービスをOEMにて利用しています。

― GMOクラウドを採用する決め手になった要素は何でしたか？

採用を検討するにあたって、弊社では大きく分けて「機能」「パフォーマンス」「サポート」の3つの評価基準を設けていました。機能面については、正直に申し上げると、各社横並びで突出したサービスというものはありませんでした。しかしパフォーマンスとサポートという2つの要素についてはいずれもGMOクラウドの評価が高く、それが採用の決め手になったといえます。
まずパフォーマンスですが、机上の公表値だけでは評価し切れない部分が多いので、独自の基準でパフォーマンステストを行わせていただいたところ、結果は期待した以上のものでした。

サポート面では、業界大手という規模的な安心感や、経験値の高さなどを高く評価しました。もうひとつ重要な点として、こちらの事情を踏まえた上で柔軟な対応をしていただけるということが挙げられます。bit-driveブランドとして提供するためには、サービスレベルの条件はbit-drive側に合わせていただく必要があります。これまで私たちが育て、お客さまに評価、安心いただいているブランドイメージにあったサービスレベルで提供する必要がありました。例えば、障害が発生した場合に、これまでのネットワークサービス、クラウドサービスなどのbit-driveサービス同様に即時にお客さまに報告できる仕組みが必要です。GMOクラウドは対応いただけるということで、これは大きな決め手になりました。
また、他にも弊社からのカスタマイズ要望にも対応いただいことも響きました。

― これまで両社の間で様々なやり取りが行われてきたと思いますが、その中でのGMOクラウドの印象を聞かせてください。

一言で言えば、パートナー相手の商売が上手だな、と。パッケージ化して提供される商品というのは、パートナー側からすると独自の色や強みが出しにくいので扱いづらいという一面があります。その点GMOクラウドのサービスは、カスタマイズを入れる余地が残されているので、bit-driveとしての独自のホスティングパッケージを作ることができました。
先ほど申し上げたように、弊社としてもすでにbit-driveというブランドが確立しているので、どうしてもbit-drive側に合わせていただかなければならない点が多数ありました。GMOクラウドにはそれらの要望に対してひとつひとつ柔軟に対応していただきましたし、逆に新しいアイデアを提案していただけることもありました。期間的な部分でもこちらのスケジュールに合わせて多少無理を聞いていただけたので、大変感謝しています。

― 最後に、今後の展望やGMOクラウドに期待することなどがあれば聞かせてください。

お客さまの多様なニーズに応えていけるよう密に連携をとれるしっかりした体制を整えていきたいと考えています。また、将来的にはサービスラインアップを強化できたらという思いもあります。
昨今では、ホスティングサービスに対するお客様の要求はどんどん高くなっており、その中で勝ち抜くためにはもっと高い競争力が必要になります。ぜひお互いに切磋琢磨して、競争力を両者で高める関係を築いて行けたらと思います。

お忙しいところご協力ありがとうございました。

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