契約プログラム | セールスパートナー |
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事業内容 | 半導体デバイス 電子機器 システム機器の取り扱いと国際業務 情報・産業用機器 セミカスタムLSI等の開発・設計 技術サポート |
取材対応者さま | 営業推進部 営業推進企画3グループ 西 健太郞さま 営業推進部 営業推進企画3グループ 向井 康人さま |
エレクトロニクスの専門商社として70年の歴史を持つ老舗、緑屋電気株式会社さま。10年ほど前からはIT・ソフトウェア事業の展開も開始し、2011年7月に一般ユーザ向けWebサービス「もじでぱ」(http://mojidepa.com/)をオープンしたほか、企業向けCMS、業務システムの開発なども積極的に展開されています。サービス開始時は、ハウジングサービスを活用されていましたが、GMOクラウド Privateへシステム移行、現在は「Privateクラウド」「Publicクラウド」のご利用から、「ALTUS Isolateシリーズ」へ移行されています。今回は同社においてIT関連の新規事業を担当される営業推進部 営業推進企画3グループの高橋さま、西さま、向井さまに、サービス移行の経緯とそのメリットについてお伺いしました。
―はじめに、御社の主な事業内容、そして「もじでぱ」をはじめとするIT関連事業について、ご説明いただけますか?
営業推進部 営業推進企画3グループ
西 健太郞さま
西さま 当社は1946年創業のエレクトロニクス専門の商社です。半導体、制御機器、計測器、化成品、社会インフラ商材など手掛け、時代の変化や技術の進歩に合わ せて会社も変化してきました。中でも10年ほど前から始めたシステム開発、ソフトウェア事業は今後も重要な事業になっていくと思います。2011年に始め た「もじでぱ」は一般のブログユーザ向けに、文字を変更したり、文字に動きをつけたりすることができるWebサービスです。他にもECサイトのシステム構 築などを始め、業務用システムの受託開発から、システムの運用保守まで手掛けています。
営業推進部 営業推進企画3グループ
向井 康人さま
―GMOクラウドのサービスでは、以前は「Private」をご利用いただき、現在は「ALTUS Isolateシリーズ」を導入されています。その移行の経緯をお聞かせください。
向井さま 当初はハウジングサービスを利用していたのですが、将来的にはインフラ増設時の手間も時間も大幅に削減できるクラウド サービスが必須だと考えたのです。ハウジングサービスでは増設時のコストや手間暇が大きいですし、時間もかかります。そこをクラウドサービスに切り替えれ ば、時間はかからないし、コストパフォーマンスも期待できます。さまざまなサービスを比較していたのですが、わかりやすい説明やコストメリット、当社の事 業をよく理解していただいていたGMOクラウドに移行を決めました。
「Private」はクライアントのサービスを預かっているもの、セキュリティが求められるものに活用し、「Public」は自社のサービスやテストに使用していました。ところが、「もじでぱ」の利用者数が増えるにつれて、さらに高パフォーマンスのサーバーが欲しいと感じるようになってきたのです。また「Public」、「Private」の二つのサービスを切り分けることによる繁雑さも大きくなってきました。そこで、一括で管理できる「ALTUS Isolateシリーズ」に移行したのです。いまはまだ、一部で「Public」も活用していますが、将来的には「ALTUS Isolateシリーズ」に完全移行したいと思っています。全て「ALTUS Isolateシリーズ」に移行すれば、相当のコストパフォーマンスが期待できます。
―サービス移行による効果にはどのようなものがあるでしょうか?
西さま 当社が請けおう案件も変化してきており、「Private」のリソースを満足に使いきれていない感覚がありました。ま た、さきほど話に出た「Public」から更にパフォーマンスが向上した、「ALTUS Isolateシリーズ」は魅力的でした。リソースを自由に変動させたくても、クライアントに提供するサービスに影響が出てはいけません。安定させたまま リソースを自由に変更できるようにしたかったのです。
更にいえば、目に見えないコストも大幅に削減されたのです。「Private」ならば1時間ほどかかっていた作業が、「ALTUS Isolateシリーズ」なら10分で済むというケースも珍しくありません。新しく仮想サーバーを増設したり、テストサーバーを立てたりする時の作業時間が大幅に削減されたのです。管理コンソールからの作業が非常にわかりやすく、GUIも安定している。見積書には出ないこういったコスト削減効果は大きいと思います。
向井さま またGMOクラウドのWebに見積もりシミュレーションがあるのですが、かなり詳細な設定ができて、移行を検討する時には助かりました。普通は、詳細な見積もりを取るのに時間がかかったり、見積もり内容を何パターンも作ってもらうのは気がひける部分もあるのですが、自分たちでかなり多くのパターンの見積もりをシミュレートできたので、コストシミュレーション、社内稟議などにも非常に役立ちました。
「もじでぱ」の利用者が増え、大量にリソースを消費するようになってから、クライアント向けサービスとの兼ね合いが難しくなってきていました。特にクライアント向けのサービスは安定性が求められます。これは大きな課題でしたが、「ALTUS Isolateシリーズ」を導入してからは、仮想サーバーの利便性を活用し、心配もなくなってきていると思います。
―実際にGMOクラウドを採用されたビジネスでは、どのような効果がありましたか?
向井さま クライアントの中にはAWSを使うように指定されることもあって、まだまだ併用しているのですが、特に指定がない限り、クライアントに提供するサービスはGMOクラウドを使用しています。ハウジングサービスの頃は、サーバー料金が見積もりでも大きな比重を占めていましたが、コストパフォーマンスが高いGMOクラウドを活用するようになって、そこが大幅に縮小できました。結果として価格競争力につながっていると思います。また、クライアントにもGMOクラウドを紹介すると喜ばれることが多いですね。
西さま サービス面でも24時間対応、日本語対応で助かることが多いです。海外のサービスだと日本語対応していなくていざというときに困ったり、24時間対応ではなくてクライアントの要望に対応しきれなかったり、というケースもありえるのですが、GMOクラウドの場合は安心して利用できます。また、GMOクラウドの担当者の方が契約の時に限らず、ネット対応や電話対応だけではなく、きちんと訪問して相談にのってくれる、話を聞いてくれるという点は非常に大事だと思います。
―先程お話しに出た「Public」のパフォーマンスは解決したのでしょうか?
向井さま 実は、「ALTUS Isolateシリーズ」に移行してからもアラートは出ているんです。色々と設定を変更したりしているのですが、どうやらリソースの割りあてに問題があったのかもしれません。「ALTUS Isolateシリーズ」ではかなり詳細に設定が可能なので、色々と試して、最適な設定を探っているところです。ピーク時の自動スケールアウト機能があると、便利だと思います。
―御社の今後の展望などをお聞かせください。
高橋さま エレクトロニクス商社である弊社の主力事業ではSSD、HDDの取扱いが拡大しており、データセンター事業者様のシステムへ採用頂き、クラウドサービスを陰で支えております。今後もストレージ、サーバ、ネットワーク機器等へ注力し、ビジネス展開をしていく予定です。
(http://www.midoriya.co.jp/pickup/storage/)
向井さま IT関連の事業としては、GMOクラウドの環境をフルに活用して、これまで以上にサービスを充実させていくことと新たなサービスの開発を考えています。
企業概要
会社名 | 緑屋電気株式会社 |
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住所 | 〒103-8301 東京都中央区日本橋室町1-2-6(日本橋大栄ビル) |
Webサイト | http://www.midoriya.co.jp/ |
主な商材紹介
もじでぱ
http://mojidepa.com/login「もじでぱ」とはブログやホームページに使われているテキストのフォントを自由に変更できるウェブフォントサービスです。 ウェブフォントサービスを使えば文字を画像にしたりしなくても「かわいい」「キレイ」「ちょっと変わった」フォントをブログなどでご利用頂けます!
クラウド・データセンター事業者様向け ストレージ&サーバ
http://www.midoriya.co.jp/pickup/storage/緑屋電気は東芝セミコンダクター&ストレージ社の代理店として内蔵用ストレージ(SSD/HDD)の販売及び導入時の徹底した技術サポートをご提供いたします。その他、RAIDストレージやサーバ、ネットワーク関連機器、これらを組み合わせたソリューションサービスへもビジネスの幅を広げ、クラウド・データセンター事業者様向けご提案に取り組んでいます。
※製品名および会社名は、それぞれの会社の商標または登録商標です。
※本インタビューは、2014年10月に行いました。